MESSAGE │ COLUMN

「自由と進歩のフットボール」
Freedom, Progress, and Football

法政大学体育会アメリカンフットボール部
安田 秀一 監督

法政大学フットボール部の監督に就任した安田秀一です。

法政フットボールの復活、それだけでなく関係者、ファンの皆様に大きな夢を与えるチーム作り、強いチーム作りを通じて、世界に通用する人材の育成を目指し、精一杯頑張って参る所存です。

最初に、法政フットボールの監督に就任した理由を簡単に説明したいと思います。

私は法政二高、法政大学にてフットボール部に所属し、卒業後は法政フットボール、国内の社会人チーム、海外のプロチームにてコーチを務めて参りました。

中でも、法政大学時代に体験したハワイ大学でのトレーニングキャンプ、社会人になってからのNFLヨーロッパリーグでのコーチ経験という二度の海外体験が、私の人生の中でも大きな出来事として存在しています。今から25年以上も前のこと、しかもハワイ大学はアメリカにおいてさほど大きな大学ではないにも関わらず、未だに法政フットボールの環境、日本の大学スポーツを取り巻く環境は当時のハワイ大学に遠く及びません。

また、大学フットボールに熱狂的な人気があった時代を知る私にとって、現在のフットボール人気の停滞にも大いなる危機感を持っていました。フットボールの祖国、アメリカの状況をつぶさに知る私としては、人気や人気の基礎となるそのレベルの格差を直視するのが心苦しくもありました。同時に、日本にある多くの大学は広大な土地や施設という巨大な資産を持っているにも関わらず、それらを効果的にActivateしているとは言えない状況と、任意団体としての限界、資金管理を含むガバナンス、安全管理体制の確立、専任コーチの登用など具体的な課題も見えていたのも事実です。

そんな停滞の連鎖に終止符を打ち、米国の一流大学をベンチマークにして各種改革を行うことを目途に、監督就任を決意致しました。監督といっても、現代のフットボールはアフターファイブや土日のみの参加で指導・指揮することは不可能です。毎日毎分、あらゆる修正や決断が求められるスポーツであること、そしてコリジョンスポーツとしての安全管理の問題を鑑みても、私自身が直接フットボールの指導に当たることにまるで妥当性はありません。従って、専任コーチ、資格のあるトレーナーやトレーニングコーチの雇用を前提に、私自身は運営体制の整備を主たる業務として参る所存です。運営の大きな理念・指針は今後こちらのHPやSNSにてご報告させて頂きます。以下にその概略をご説明申し上げたいと思っております。

「理念」 Philosophy
「自由と進歩のフットボール」 Freedom, Progress, and Football

我々は「自由と進歩のフットボール」により、最高の成果、最高のチーム作りを追求し、世界に飛躍する強い個人を育成する。

目先のことにとらわれない広い心を育み、競争社会を正しく生き抜く力を習得すること。

勇気を持って一歩先を進み、社会の進歩、変革を牽引できる組織・人であること。

「目的」Purpose

  1. 1)法政大学憲章にある「自由を生き抜く実践知」の体得
  2. 2)法政大学が制定する「ダイバーシティー宣言」に基づき、多様性を尊ぶ人格形成
  3. 3)法政大学を語る媒体となる

我々、法政フットボールは、法政大学の一部であり、「法政大学の目的」を達成するために存在していることを、選手を始めとする全てのステークホルダーは理解しなければならない。

また、指導方針として、

「勝利から成長へ」
「選手から学生へ」

という考え方をチームに根付かせていきたいと思っております。
勝利を得るには本質的で論理的なアプローチが不可欠です。法政フットボールでは「勝利に向けた正しいプロセス作りとたゆまぬ努力」、「学生として学業に勤しむ学生の評価を高める」ことを通じて、生涯成長を続けられる人格やスキルを身に付けられる場所、学びがある場所であることを目指します。

そのため、学生の皆様には、

「勇気」
「思考」
「正義」

という3つのキーワードを投げかけております。勇気ある決断ができたか? 自分でしっかりと考えてみたか? それは正しいことか? そんなことを日々学生に問いかけながら、ともに成長を目指していこうと思っております。

私自身、いつでも正しいことに対して勇気を持って行動ができること、いつでも本質を追求するべく思考を重ねること、目的達成に向けて建設的なアクションが取れる人間であることを目指して頑張って参る所存です。

「学生スポーツといえば法政フットボール」
「世界基準の法政フットボール」

目指す夢は果てしなく大きく、長い長い道のりに目眩すらしてしまいそうですが、学生たちのキラキラと輝く美しい眼差しにエネルギーをもらいながら、皆さまとともにこの大きな夢を追いかけたいと思っております。

これからも法政フットボールへ、ご理解とご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

安田秀一

安田 秀一(やすだ しゅういち)

【略歴】

1969 年生まれ、東京都出身。株式会社ドーム代表取締役 CEO。
法政大学アメリカンフットボール部主将、全日本チーム主将を務め、1992 年法政大学 文学部卒業。

【コーチ歴】

1987年
法政二高キャプテン
1991年
法政大学キャプテン(3・4年次に学生日本代表選出)
1992年
94年、95年法政大学オフェンスコーディネーター 1
1996年
日産自動車パルサーズオフェンスコーディネーター
1996年
NFL ヨーロッパリーグオフェンスコーチ
1997年
98年 住友銀行スプリングスオフェンスコーディネーター
1999年
五洋建設パイレーツオフェンスコーディネーター

【職歴】

  • 三菱商事勤務を経て、1996年にドームを設立、テーピングの輸入販売を開始。
  • 1998年より米国アンダーアーマー社と取引を開始し、スポーツアパレル事業を展開。
  • 2000年、スポーツサプリメントの自社ブランド「DNS」を立ち上げ。
  • 2008年、アスリート専用のトレーニング・リカバリー施設「ドームアスリートハウス」 設立。

法政大学アメリカンフットボールVI

法政大学アメリカンフットボールVI

法政大学アメリカンフットボール部のVIは、 大学のシンボル旗として使用されている略旗と襟章をもとに表現している。

略旗

大学のシンボル旗として使用されている。
縦3列にスクールカラーで色分けされ、 中央に 「法政」を表すアルファベットの 「H」を配したデザイン。

襟章

学生が着用するバッジとして運用されている。
1958年、それまで学部ごとに作られていたバッジを統一する目的でデザインされた。制作者はデザイン界の巨匠、亀倉雄策氏に委嘱。

チームカラー:
ORANGE & NAVY BLUE

法政大学略旗

法政大学の略旗で使用されているスクールカラーを踏襲。
オレンジと紺をチームカラーとする。

暁オレンジ

スクールカラーであるオレンジは、 「暁の太陽」を表している。
「暁」は夜明け• 明け方を意味し、 待ち望んでいたことが実現するという意味も兼ね備える。「太陽」は地球上の万物を育てる象徴であり物事の中心となるもの、 人に希望を与えるもの、輝かしいものなどにも例えられる。 「暁の太陽」を表すオレンジはファンに大きな夢を与える強さの象徴を表現するカラーである。

青空ブルー

法政大学の古き応援歌の歌詞によると、 紺は 「青空」を表現している。
「青空」とは晴れ上がって、 青々と見える空の様子。
法政のブルーは 「青空」=「自由」を表し、 オレンジとの組み合わせにより自由と進歩のフットボールという理念を表現する。

カラーバリエーション